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清里ミルクプラントが「ミルク餅」発売 80年代の清里をイメージ

清水広大社長(右)と営業責任者・店長の磯部啓介さん(左)

清水広大社長(右)と営業責任者・店長の磯部啓介さん(左)

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 清里ミルクプラント(北杜市高根町清里)が8月2日、低温殺菌で製造した牛乳を使った「ミルク餅」を発売した。

清里ミルクプラントの生乳を使った「ミルク餅」発売 

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 「私たちが未来に残せるもの」をコンセプトに、清里高原の酪農家が、「新鮮で環境に配慮した自然な牛乳を届ける」ため、2002(平成14)年に地域ブランドとして立ち上げた同社。山梨県で唯一、生乳処理施設を備えた乳業メーカーとして毎日牛乳を作り続け、地域産業の持続化を目指している。

 社長の清水広太さんによると、食品のトータルプロデュースを行う会社から5月、同社の牛乳を使って「清里ロマンをコンセプトに、『高原の原宿』と呼ばれていた1980年代当時の清里の良さを演出した商品を作らないか」と企画提案があったという。企画内容に賛同し、商品開発が始まった。

 商品は、ミルクプラントの生乳を練り込んだ餅の中にミルククリームが入ったもの。一口サイズの餅が1箱に10個入っている。パッケージにもこだわり、「ミルクプラント」のフォントも当時を連想させるようなものにした。

 清水さんは「清里が盛り上がっていた当時のエモーショナルな良さを演出したい。清里のリブランディングの一つのきっかけになればうれしい。酪農家の牛乳の良さも広く伝わっていけば」と期待を込める。

 価格は810円。ミルクプラント店頭のほか、県内の農産物直売所を中心に扱う。

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