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やまなし地域づくり交流センターで「夏のワクワクフェス」 開館3周年記念

「未来のやまなし」の姿を描くワークショップの様子

「未来のやまなし」の姿を描くワークショップの様子

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 山梨県立やまなし地域づくり交流センター(甲府市丸の内2)で8月11日、開館3周年記念イベント「夏のワクワクフェス」が開催された。

やまなし地域づくり交流センター「夏のワクワクフェス」トークショー 

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 同施設は2020年5月に開業。「つどう、つながる、うまれる」をコンセプトに、地域課題、地域づくりに関する無料セミナーの開催、コワーキングスペース・貸会議室運営、地域課題、地域づくりに関する無料相談の3つの事業で、山梨県内の地域活動を支援する。

 当日は、トークイベントやワークショップ、eスポーツ体験などのプログラムを行ったほか、規格外の野菜や土産品、環境や地産地消に考慮した商品を揃える「もったいないマルシェ」も同時開催し、約200人が来場した。

 トークイベント「地域づくり交流会 y2meetup2024-未来のやまなしを創る新たな風-」では始めに、まちづくりを「若者のキャリア形成」「子育て支援」「障がい者就労」「空き家対策」の4つの視点で、データから見た現在の山梨県の姿をひもとく「データから見たやまなしの今」をテーマに、山梨総合研究所の研究員が発表した。次に「若者の取り組みからみた山梨の今」と題して、山梨県内で活躍する各分野の若者の取り組みについてのトークショーを展開。最後に、各分野について参加者と共に「未来のやまなし」の姿を描くワークショップを行った。

 体験コーナー「竹あかりを作ろう!」では、竹林整備で出た端材を活用した竹明かり作りを、今年2月に身延町に移住し、竹林を整備しながら「竹」の活用法として竹明かり作りに取り組む竹王子さんが講師となり、参加者たちは個性を生かした竹明かりを作った。

 センター長の遠山博美さんは「開館3周年記念イベントと地域づくり交流会を合わせて開催したことにより、大勢の人に交流センターの取り組みを知ってもらう機会となった。これからも地域課題の解決のために、人々が集う場とチャレンジのきっかけを提供し、ここから生まれる活動や事業創出を応援していく」と話す。

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