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全国高校総体・競泳 山梨県勢3人が入賞、県高校記録更新も

細野泰聖さん(山梨学院・右)と大森理央さん(山梨学院・左)

細野泰聖さん(山梨学院・右)と大森理央さん(山梨学院・左)

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 8月18日~20日に行われた全国高校総合体育大会競泳で、山梨県勢3人がメダルを獲得した。

全国高校総体・競泳 大森理央選手

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 男子200メートルバタフライの種目では、細野泰聖さん(山梨学院)が自身の持つ山梨県高校記録を塗り替え1分59秒16で準優勝。男子100メートル平泳ぎの種目では大森理央さん(山梨学院)も県高校新記録1分2秒11で、女子200メートル背泳ぎの種目では平嶋亜沙美さん(甲府一)が自己ベストを上回る2分14秒49で3位に入賞した。

 細野選手は「目標としていたナショナル突破はできなくて悔しい気持ちもあるけど、今自分にできる最大限の泳ぎをすることができて良かった。課題である前半を強化していきたい」「今シーズンもまだJO(全国JOCジュニアオリンピックカップ)や国体(国民スポーツ大会)が残っている。そこでも自己ベストを更新して、目標であるナショナルを突破したい。そして来年はインハイ(インターハイ)、JO、国体で優勝できるように頑張りたい」と意気込む。

 大森選手は「初日の200メートル平泳ぎでは、予選で思うように泳げず『今できることをしよう』と決勝に臨んだが、表彰台を逃してしまい悔しかった。2日目にはチームメイトの細野くんが2位になり、『100メートルでは自分もやるんだ』という気持ちになった。100メートルの決勝では、後半の強みを生かすことができ、自己ベストで表彰台に上ることができ良かった」と振り返る。「日本代表に入りたい。まずはナショナル標準記録を突破して、一つずつ目標を達成していきたい」とも。

 細野・大森両選手が所属するチームの小松怜史コーチは「2人が表彰台に上れて一安心した。互いを応援する姿にコーチとして一番良かったと感じた。まだシーズンが続く中、全国で活躍し、かっこいい姿をチームの皆に見せてほしい」と期待を寄せる。

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