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芸術の森公園で「ミュゼマルシェ」 特産品など地域の魅力再発見

施設支配人の山口博さん。

施設支配人の山口博さん。

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 県立美術館・文学館(甲府市貢川1)で11月16日・17日、「Musee Marche(ミュゼマルシェ)2024~美術館&文学館のマルシェ~」が開催された。

芸術の森公園「ミュゼマルシェ」会場

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 今年で8回目を迎えた同イベントは、2日間で延べ185店が出店。「芸術の森のクリスマスマーケット」をテーマに、ハンドメード雑貨やセレクトショップ、地元の特産品、パンや焼き菓子、キッチンカー、ワークショップなど、幅広いジャンルの店が並んだ。

 今回は新たな試みとして、ジュエリーや西嶋和紙、あけぼの大豆をはじめとした地元の農産物、県産木材を使った製品など、山梨の特産品をそろえ、その魅力を来場者に伝えるコーナーを設けた。

 事務局の澤田明美さんは「回数を重ねる中で、山梨の文化をマルシェでも表現していこうという方向が見えてきた。このマルシェのために地元の特産品を使って新商品を開発する出店者も増えている。美術館や文学館という環境に合わせて、参加者それぞれがミュゼマルシェらしさを作り上げていることに企画側も感激している。今回は初の試みとして山梨の特産品に力を入れた。ハンドメード作品を見に来たお客さまに、地元の特産品を知ってもらえる機会になれば」と話す。

 施設支配人の山口博さんは「この芸術の森公園を交流や出会いの場として活用し、甲府市や山梨全体を盛り上げていくことが自分たちの使命。多くの人々に来ていただき、感謝の気持ちでいっぱい。来場者には不便をかけることもあるが、多くの人々の協力のおかげで楽しんでもらえていると感じている。このような取り組みは今後も継続していきたい」と話す。

 マルシェでは、見頃を迎えた紅葉の中、出店者と会話を交わしながら商品を手に取る姿が見られた。

 現在、文学館では企画展「開館35周年記念 金子兜太展 -しかし日暮れを急がない-」(11月24日まで)を開催しており、美術館では今月20日から、特別展「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」を(11月20日~2025年2月2日)を開催する。

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