河口湖の「Link chocolate&cafe(リンクチョコレート&カフェ)」(富士河口湖町船津)が現在、バレンタインに向けたチョコレート菓子ギフトセットを予約販売している。経営は就労支援事業所「りんく」。
同店は昨年4月に開業。就労移行支援と就労継続支援B型の機能を併せ持つ多機能型事業所内にあり、現在は若者ら9人の利用メンバーとスタッフ7人が製造・販売・カフェ運営を担う。バレン
タイン向けギフトは、看板商品の富士山型チョコレート「Fuji chocolate」を中心に、バスクチーズケーキやガナッシュクッキーを組み合わせたセットで、価格は2,500円から。
「Fuji chocolate」(300円~)は抹茶、リッチストロベリー、ラムミルク、ゆずはちみつ、ミントの5種類を用意。冠雪した富士山のデザインを、手作業で筆を使ってコーティングしている。イートイン、テイクアウトに対応し、コーヒーなどのドリンクも提供するカフェスペースの窓からは富士山が見える。
代表の赤池守さんはもともと、放課後等デイサービスと障害児デイサービスの事業を行っていた。卒業生の就労先に悩む保護者の声に応えようと、就労支援の継続的な形を模索していた時期にテレビで見た「久遠チョコレート」のドキュメンタリー番組に感銘を受け、「参考にしようと思った」という。赤池さんの菓子製造の講師をする知人に相談し、チョコレートの製法などを直接学び、開業に至った。当初は製造所のみの形態で検討したが、カフェ併設型にし、就労支援サービスの利用者と訪れる人の両者に、体験や交流が生まれる場になることを目指しているという。
赤池さんは「ここには知的、精神、身体障害などいろいろな特性のメンバーがいて、みんなで少しずつ仕事を覚えていった。中には、ここでの仕事がきっかけでチョコレートの資格取得を目指し、頑張っているスタッフもいる。来てくださる方にはチョコレートを通じて、一生懸命に働くスタッフのことも知ってもらえれば。地域柄、近隣に住む方々のほか、観光で河口湖周辺を訪れている海外からのお客さまが立ち寄ってくださることもある。気軽に足を運んでいただき、みんなが分け隔てなく過ごせるようなオープンな場にしていければ」と話す。
営業時間は10時~16時。土曜・日曜定休。ギフトセットの予約は2月6日まで、ウェブサイトで受け付ける。