道の駅はくしゅう(北杜市白州町)で3月12日、山梨県立北杜高校の生徒らが地元企業と連携したプロジェクト「食杜北杜(しょくとほくと)」が本年度に開発した新商品を初めて店頭で販売した。
県立北杜高校の生徒らが地元企業と連携したプロジェクト「食杜北杜」新商品
「食杜北杜」は、同校と北杜市が連携する、食と農を通じた北杜市の魅力発信プロジェクト。地元素材の魅力を生かした商品を製造・販売している北杜市内の事業者と、自由な発想で地域資源と向き合う高校生が、新たに地域ブランドとなる商品を共同開発し、プロモーションや販売を行う取り組み。2018年度に始まり2025年度までに、市内の延べ24事業者と高校生354人が参加し、104品の商品を開発した。
本年度は、北杜高校総合情報ビジネス系列の2年生35人と8事業者が参加。ワークショップを重ね、商品企画や試作、パッケージデザインなどに取り組み、お菓子やソーセージなど8商品が誕生した。中には、2026年10月に市内で全国規模の馬術大会が開催されることにちなみ、馬をモチーフとした商品もある。生徒らは年間を通じてイベントなどに出店しているが、2025年度に完成した新商品を店頭販売したのはこの日が初めて。
当日はハンバーガー、おにぎりが完売するなど売れ行きは好調。生徒らが訪れた客に声をかけ、商品の案内をするなど積極的にやり取りする様子が見られた。生徒を引率した同校の長田教諭は、「平日にもかかわらず、食杜北杜を知っている方が多く訪れ、購入してくださってありがたい。生徒たちが声がけを、よく頑張っていた」と振り返る。
プロジェクトに参加する同校生は、「どんな商品にするかを考えるのが難しかった」と取り組みを振り返る一方、「完成した商品をたくさんの人に食べてもらいたい」と声を弾ませた。
今後の活動については「これから出店する場所に応じて、どうすればお客さまに手に取ってもらえるかを考えながら実践していくのが楽しみ」と笑顔を見せた。
来年度は、道の駅はくしゅうのほか、山梨県内や東京都内のイベントなどに出店し、販売活動を行う予定。食杜北杜で生まれた商品の一部は、ネットショップでも扱う。