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ヴァンフォーレ甲府、試合前にカードゲーム体験会 森林活用について考える

ファシリテーターを務めた山梨県住みます芸人のいしいそうたろうさんと参加者の様子。(写真提供=山梨日日新聞社)

ファシリテーターを務めた山梨県住みます芸人のいしいそうたろうさんと参加者の様子。(写真提供=山梨日日新聞社)

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 楽しみながら森林の現状や持続的な活用について学ぶことができるカードゲーム「moritomirai(モリトミライ)」の体験会が7月14日、小瀬スポーツ公園(甲府市小瀬町)体育館内のプレイルームで開催された。ヴァンフォーレ甲府がやまなしSDGsプロジェクトと協働して開いた。

カードゲーム「モリトミライ」の体験会にハーフナーマイク

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 小学校高学年から楽しめる、幅広い世代を対象にした同カードゲーム。参加者は山の所有者、猟師、行政職員、住宅メーカーの社員、学校の先生など10の仕事に分かれ、仕事別に設定された目標(ゴール)に向かって、配られたカードの中から「取るべき行動」を選んだり、他の参加者と交渉したりする。各チームの行動によって「森と私たちの未来」変化していき、ゲームを通じて参加者は「自然との共生」について考えを深めるという。

 当日は、山梨県住みます芸人のいしいそうたろうさんがファシリテーターを務めた。ゲーム後の18時からは明治安田J2リーグ第24節、対 V・ファーレン長崎戦試の合があり、参加者には試合前のピッチ内アップ見学招待と山梨県有林FSC認証材SDGsバッジを進呈した。親子連れなど30人ほどが参加。元サッカー日本代表でヴァンフォーレ甲府にも所属していたハーフナーマイクさんも見学に訪れた。

 参加した小学生は「カードゲームを通して協力することの大切さや、交流することで未来が変わっていくことが分かった」と話していた。

 プロジェクトリーダーの秋山高男さんは「今回の体験会では、ヴァンフォーレとコラボしないと参加しなかったような人たちと出会い、接点を持つことができ、より広がりがでた。参加することで今後の人生において、気づきがあればうれしい」と話す。

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