山梨県は9月4日、TikTokのライブ配信機能を活用し、本栖湖からの富士山ビューの24時間リアルタイム配信を始めた。
山梨県では2022年11月から、これまで行政が十分アプローチできていなかった若年層をメインユーザーとするTikTokを活用し、魅力的な地域資源や先進的な政策をショートムービーで発信し、山梨ファンの獲得や同県のブランド価値向上を図ることを目的にプロモーションに取り組んでいる。
TikTokのアカウントは県公式「山梨県が良すぎる」。動画は、毎月4本程度のペースで投稿しており、投稿動画の総再生回数は開設から1年9カ月で3000万回を超える。
今回始めた富士山のリアルタイム配信は、国内外の視聴者が四季折々の富士山の美しい表情を楽しみながらSNS上でコミュニケーションを取ることができるようにするもので、山梨県の魅力を世界に発信する新たな試み。本年度中は配信を続けるという。
県知事政策局地域ブランド推進監の勝俣秀文さんは「多くの人にアカウントをフォローしてもらい、最新のコンテンツを楽しんでもらえれば。今後も、当アカウントから発信される『良すぎる』山梨情報に期待してほしい」と呼びかける。