「ライトダウンやまなし2023 同じ宙(そら)の下で」が11月4日の20時~21時、山梨県立科学館(甲府市愛宕町)や県内7カ所の施設で行われた。
毎年全国で行われるライトダウンの活動としては、全国で最も長い歴史を持ち、規模も大きいものとなっている。今回で25回目。
夜の闇を照らす照明は暮らしになくてはならないものだが、消しても困らない照明を1時間だけ消して、きれいな星空を取り戻そうと呼びかけているのがライトダウンの取り組み。
国立天文台の関連行事として、1999(平成11)年、「光害のない本物の暗い空に輝くきれいな星空を見てもらう」ことを目的に、市民団体、学校、企業、行政が連携して活動を展開してきた。
スタッフの一人は「『天の川が見える美しい星空を次世代に』を合言葉に呼びかけを続けてきた結果、たくさんの企業・事業所・公共団体や市民の皆さまにライトダウンの協力を頂き、いつもよりも暗くなった甲府盆地の夜空に秋の満天の星を見上げることができた」と話す。