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富士吉田にスローフードレストラン「麓」 県産食材使ったメニュー提供

焼き溶岩石の爆弾しゃぶしゃぶ(甲斐AKポーク、甲州牛など)。(写真提供=キャップクラウド)

焼き溶岩石の爆弾しゃぶしゃぶ(甲斐AKポーク、甲州牛など)。(写真提供=キャップクラウド)

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 スローフードレストラン「麓 -ROKU-」(富士吉田市下吉田3)が10月23日、富士吉田市にオープンした。経営はキャップクラウド(東京都新宿区)。

スローフードレストラン「麓 -ROKU-」メニュー

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 本町通り商店街から富士山を望むロケーションが特徴の同店は40席を用意するほか、地域交流を促進するためのシェアスペースを併設する。地元の食文化や伝統を学ぶイベントなどを開き、利用客と地域との絆を深める場として活用していく。

 スローフードメニューは、「ブラッチェリーアロトンド」(東京都渋谷区)シェフの丸原正直さんが監修を務める。丸原さんは伊ピエモンテ州で修業を積み、「地元の食材を大切にした料理哲学を持つ」という。化学調味料を使わず、素材本来の味を引き出す料理を信条とする。

 「山梨の特産食材大串の溶岩石プレート焼(甲州地鶏、甲州牛、ワインビーフ、富士桜ポーク、甲斐AKポーク、甲州ワインマス、ジビエ、野菜串焼きなど)」「富士山丼」「溶岩石プレート焼定食」「スペシャルおかゆ」「焼きおにぎり」や「焼き溶岩石の爆弾しゃぶしゃぶ(甲斐AKポーク、甲州牛など)」「パスタほうとう」「おつまみPIZZA」「山梨食材のジェラート&ソルベ」などのスローフードメニューを提供する。

 同社の萱沼徹社長は、「地元食材の活用や地域企業との連携を通じて富士吉田市の地域活性化に貢献し、食品ロスゼロを目指すなど、SDGsへの取り組みも積極的に行う。接客DXやフードテック技術を積極的に導入し、地域の人手不足問題に対応するとともに、高度な調理技術を必要とせずに一定のレベルを保つことができるシステムを丸原シェフ監修の下、導入した。特別な技術を持つ人材に頼らず、地域の人々が活躍できる場を創出し、地域活性化への新たな解決策を提示している」と話す。

 当面はランチのみの営業で、現在の営業時間は10時~16時。

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