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甲府UFO遭遇事件から50年 目撃者企画展に800人超来場、対談企画も

「甲府事件50th特別企画展~山畠さんとみんなのUFO写真展~」会場の様子。(写真提供=50th企画展実行委員会 discover山梨)

「甲府事件50th特別企画展~山畠さんとみんなのUFO写真展~」会場の様子。(写真提供=50th企画展実行委員会 discover山梨)

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 山梨県立美術館(甲府市貢川1)県民ギャラリーCで2月22日~24日の3日間、「甲府事件50th特別企画展~山畠さんとみんなのUFO写真展~」が開催された。主催は50th企画展実行委員会 discover山梨。

「甲府事件50th特別企画展」対談企画

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 甲府事件とは、1975(昭和50)年2月23日に甲府市で発生したUFO遭遇事件。当時、少年だった山畠克博さんが遭遇した事件は、山梨県だけでなく日本中で話題になった。

 同展は、甲府事件から50周年を迎え、山梨の歴史の一部として当事者の「事実」を後世に残すとともに、全国からのUFO写真と目撃談を広く募集し、山梨に興味を持つ人々を増やすことを目的に開催。現代の子どもたちに「不思議なことって、あるんだな」と思ってもらうと同時に、大人たちも不思議な体験をオープンに話せる場を提供し、「柔軟に向き合い、自分の頭で考える時間」のきっかけになればと企画。3日間で合計837人が来場した。

 会場には、目撃者の一人、山畠さんが事件当時から現在までに撮影したUFO写真・動画をはじめ、全国から募集したUFO写真・目撃談を展示したほか、関連展示を行った。応募された写真の一部は、discover山梨のインスタグラムでも紹介している。

 23日は山畠さん、えほん村館長のマジョさん、UFO研究家の竹本良さんをゲストに迎え、特別対談も行った。

 山畠さんは「当展を開催できたことは、私たちにとって非常に特別で意義深い経験だった。予想以上に多くの来場者が足を運んでくくださり、UFOというテーマに対する皆さんの関心の高さを改めて実感した。展示した写真に対して、訪れた人々が興味津々で見入っている様子や、熱心に質問をしてくださる姿が印象的だった。特に、UFOに関するさまざまな視点や歴史的背景を伝えることができ、来場者一人一人が自分なりの解釈を持ってその写真を楽しんでいる姿を見て、とてもうれしかった。地域の人々やUFOファンの人々との交流を通じて、改めて甲府が持つ歴史的な魅力を伝えられた」と感想を話す。

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