「甲府えびす講祭り」が11月23日、甲府駅周辺から中央商店街にかけたエリアで開催され、「かすがも~る」 のパラカ駐車場では「ご当地グルメ屋台村」やステージイベントのほか、「えびす山車」とおはやしが披露された。
甲府えびす講祭りは1929(昭和4)年、商売繁盛を祈念してスタート。今では商業の枠を超え、甲府の冬の風物詩として市民に親しまれており、今年で88回目を迎えた。
コロナ禍により中止・縮小開催となっていたが、今年は3年ぶりに屋台村出店、ステージイベントを復活。昨年のヴァンフォーレ甲府 の天皇杯優勝を記念して、選手によるサイン会なども行った。
ステージでは、山梨県出身の声優、河野ひよりさんのトークライブも開催。会場内の屋台のメニューを食レポするなどして盛り上げた。
甲府商工会議所地域振興労働課 の岡健司さんは「昨年は雨でイベントを部分的に中止にしなければならなかったが、今年は天気にも恵まれコロナ禍以前のように多くの人が集まり、楽しかったという声が多く聞けた。今後も、この歴史ある祭りで甲府を盛り上げていきたい」と話す。