
甲府駅北口アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場(甲府市北口)で10月5日、多文化交流イベント「やまなしグローバルフェスタ2025」を開催した。主催は甲府やまなみワイズメンズクラブ。
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駅前の広場を舞台に、地域団体と教育機関、民間が連携し、来場者が食や音楽、体験プログラムを通じて国際理解に触れる構成で開いた同イベント。クラブの設立以降4回目の国際交流・地域奉仕事業として位置付け、継続開催によるまちなかのにぎわい創出と多文化共生の可視化を狙う。
当日は、山梨YMCA、山梨タイ友好協会、甲斐市国際交流協会、バハール山梨、ユニタス外語学院、山梨学院大学国際リベラルアーツ学部、山梨台湾総会など14団体が出展。各ブースで紹介や体験、交流を行い、地域と世界をつなぐ取り組みを紹介した。
飲食では、キッチンカー9台が、多国籍メニューを提供。ステージでは、ガーナのジャンベ音楽、台湾民俗舞踊、ペルーのダンス、山梨YMCAチアダンススクール、青洲高校軽音楽部、和太鼓の演目が披露されたほか、飛び込み参加もあった。
甲府やまなみワイズメンズクラブの米山俊彦会長は「国際交流が目的で、若い人たちの活躍の場を作ることも開催の狙いの一つ。YMCAのユースのほか、出店側も、お客さまも、学生を含む若者がたくさん集まってくれた」と、若者が担い手として存在感を発揮した点を強調した。