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「こうふ開府の日」イベント 山梨ゆかりの演者と未来ランタン、花火で祝う

昨年のこうふ開府の日、フィナーレの様子。(写真提供=甲府市)

昨年のこうふ開府の日、フィナーレの様子。(写真提供=甲府市)

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 アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場(甲府市北口)で12月20日、「こうふ開府の日」記念イベントが開催される。主催は甲府市と甲府市教育委員会。

「こうふ開府の日」スケジュール

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 「こうふ開府の日」は、1519年12月20日に武田信玄の父・武田信虎が館をつつじが崎へ移し、甲府のまちが誕生したことを記念する日として登録された。 今年も「まちの始まりを祝う日」として、市民や学生、地域団体が協力し、音楽や体験、食を中心に、にぎわいをつくる。

 今年は土曜ということもあり昼から開催。当日は12時に、甲府西幼稚園の和太鼓演奏で幕を開ける。甲府商業高校のスピーチ発表や上条中学校吹奏楽部の演奏など、市内の若者たちがステージで披露する。午後には「それいけ!アンパンマンショー」や、山梨・甲府にゆかりのある演者による「こうふドリームキャンパスステージ」を繰り広げ、歌手の荒井麻珠さんや宮沢和史さんらも出演する。お笑いライブにはデニス、世間知らズ、チャド・マレーンが登場する。

 広場内には、地元高校生による「ミニ甲商デパート」や「まなびラボ」ブースが並び、地域産品やオリジナルグッズの販売、ドローン操作体験などを行う。併せて、キッチンカー出店や、ホットワインやココアの無料配布も2回に分けて行う。ワークショップでは、甲州弁の読み聞かせや手形アート、木の枝を使った「森の宝石」作りなど、「家族で楽しめる内容がそろう」という。水素エネルギーによるライトアップは、「環境と未来」をテーマにした光の演出で会場を彩る。

 フィナーレには、「未来ランタン」揚げに続いて、冬空を彩る花火の打ち上げも予定する。

 甲府市教育委員会生涯学習課長の樋田和子さんは「記念日登録して間もない『開府の日』を皆さんに知ってもらい、甲府の誕生日をみんなでお祝いしてもらえれば。未来に向けた学生の活躍にも注目してほしい」と話す。

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