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中央市・道の駅とよとみで食品残渣活用キノコ試食会 山梨大と連携

山梨大学生命環境学域の片岡良太准教授(左)と中央市地域おこし協力隊の松山夏規さん(右)。

山梨大学生命環境学域の片岡良太准教授(左)と中央市地域おこし協力隊の松山夏規さん(右)。

 道の駅とよとみ(山梨県中央市浅利)で2月15日、中央市農業振興公社が山梨大学と連携して栽培したヒラタケの試食会を開催した。

中央市・道の駅とよとみで食品残渣活用キノコ試食会 山梨大と連携

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 同公社は2025年8月から、中央市と同大学と共に食品残渣(ざんさ)を活用したキノコ栽培の共同研究「マッシュループプロジェクト」を進めている。同プロジェクトは食品ロス削減と地産地消を目的に、食品廃棄物などの未利用資源を菌床としてヒラタケを生産し、地域資源の循環型活用を検証するもの。プロジェクトを主導する中央市地域おこし協力隊の松山夏規さんは「道の駅とよとみ」を拠点に活動する。岐阜県多治見市出身で2024年3月着任した。同大学生命環境学域の片岡良太准教授が研究を主導し、未利用資源から「質の高い」キノコを生み出すことで地域の新たな価値創出を図るという。

 当日はプロジェクトで収穫したヒラタケを振る舞い、来場者に味や食感、購入意欲についてアンケートを行い、今後の実用化に向けたデータを集めた。約150人が試食に訪れ、「おいしかった」などの声が多く聞かれた。

 松山さんは「今回、初めてのお披露目として試食会を開いた。菌床キノコの主原料はおがくずが一般的だが、当プロジェクトでは中央市内で発生する食品残渣などの未利用資源のみを活用し、地域内で完結する培地づくりに取り組んでいる。これにより、地域のごみの減量化につながるだけでなく、ヒラタケ自体のうまみも増すと感じている。一方、『食品残渣』を培地に使うという点は、イメージの面でハードルになるのではないかと考えていたが、来場者からは『濃厚』『おいしい』という声を多く頂き、資源循環の取り組みを『おいしさ』で伝えられる手応えが感じられて、大変うれしい」と話す。

 中央市市民環境課の中澤有貴さんは「3者で共同研究する初の試食会。不安な部分もあったが、多くの皆さんから応援の声があったので今後の励みになった。市場調査も目的としてあったのでその成果につながるのでは。今後はアンケートの結果を踏まえ、進展につなげられれば」と期待を込める。

 次回は、3月15日に市内で開催される「輪になろう中央市民の集い」に出店し、試食に加えて試験販売も予定する。

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