山梨学院幼稚園(甲府市酒折2)の5歳児クラスの園児たちが手がけた「長禅寺菜油炒め」のパッケージデザインが3月18日、同園でお披露目された。
園児らは3年前の給食で長禅寺菜を知り、「育ててみたい」「守りたい」との思いから「長禅寺菜守り隊」を結成、園畑で栽培を始めた。きらめき久美ファームの山田久美子さんから食育を受け、学年を超えて活動を引き継ぎ、2025年度の子どもたちは甲府商業高校生に栽培法を伝え、イトーヨーカドー昭和店で紹介イベントを行った。
この活動を知った「笛吹の華」の榊原由社長が園児らの願いに共感し、長禅寺菜油炒めのパッケージイラストを依頼。観光土産品の企画開発を手がける同社は、園児らのデザインを採用し、完成を報告した。
長禅寺菜は江戸時代末期に甲府市愛宕町長禅寺周辺で栽培開始された伝統野菜。生産減少で幻となったが、「長禅寺菜守り隊」が復活に貢献する。過去にイトーヨーカドーで「長禅寺菜のうた」を披露し、種を配布。100袋の長禅寺菜が完売した。
園児らは長禅寺菜の黄色い花や水やりなどの絵をパッケージに描き、「描いた絵が商品のパッケージになってうれしかった」「長禅寺菜を多くの人に知ってもらいたい」と喜んだ。榊原社長が「家族で食べてください」と商品をプレゼントすると、園児らはお返しに長禅寺菜をテーマにした歌を披露した。
価格は648円。3月25日から県内道の駅などで販売する。