その日の気温に応じて食事やショッピングなどの価格が割引になる「八ヶ岳寒いほどお得フェア2024」が1月13日より、開催される。

アンケートに答えて「八ヶ岳の特産品」が当たる

　同イベントは、標高1300メートル以上に達する地域もある冷え込みの厳しい八ヶ岳周辺で、寒さを楽しみに変えるイベントとして2002（平成14）年にスタートした。その日の朝の気温に応じて参加店舗で対象商品が割引になる。
　八ヶ岳観光圏（北杜市・富士見町・原村）エリア内の35店が参加する。

　毎朝10時に清里駅前観光案内所「あおぞら」で気温を観測し、公式サイトで発表する。5.1度以上＝割引なし、0.1度～5度＝10％引、マイナス4.9度～0度＝20％引、マイナス5度以下＝30％引。この時期の八ヶ岳エリアは、特に冷え込みが厳しく、昨年も同時期に開催したが割引対象外の日は2日のみだった。最終日は気温にかかわらず、全店で対象商品が30％引になる「グランド・フィナーレ」を行う。

　実行委員長の小林勉さんは「27年続けてきている八ヶ岳の寒い時期にはなくてはならないイベント。暖冬傾向で寒い日が少なくなってきたが、多くの人に寒い八ヶ岳を体験し楽しんでいただけたら」と話す。

　2月18日まで。