山梨県観光文化スポーツ総務課は3月13日、 山梨県 防災新館（甲府市丸の内１）「宿泊施設DX強化推進事業」成果報告会を行った。同事業は宿泊施設に対し、先進的なデジタル技術を活用した観光DXの導入を推進し、宿泊施設の業務効率化や生産性の向上を図り、従業員の賃上げを図ることを目的としている。報告会では、同事業補助金採択事業者「丸久ホテル神の湯温泉」「農業体験民宿上石田のおうち」「かげつ」「樋澤坊」の代表者による実績発表（事業概要、施設の課題、導入システム、導入後の効果、DX導入による賃上げ額）やその他の採択事業者8社の実績紹介、伴走支援者による総評を行った。伴走支援者の後田大輔さんは「伴走することで、躊躇している宿泊事業者へ導入するきっかけづくりができた。継続することでパフォーマンスが上がってくる。本事業をモデルに山梨から全国に広がっていくことを期待している」などと話した。