「富士本栖湖リゾート」（富士河口湖町本栖）で4月13日、芝桜の祭典「富士芝桜まつり」が開幕する。植え付け面積約1万5千平方メートルに約50万株の芝桜が敷地に咲き誇る。17年目を迎える今年のテーマは「息をのむ、ピンク」。「マックダニエルクッション」や「オータムローズ」といったピンクやパープルなど7品種の芝桜が咲く。昨年より「ピンクの海を旅する小舟」や「幸せの黄色い扉」といったフォトスポットを設置。今年は新たに、東京藝術大学の学生とコラボレーションしたフォトスポット「飛び出す絵本の世界」が登場する。絵本の世界に富士山と芝桜が入り込んだ幻想的な写真を撮ることができ、既存のフォトスポットと合わせて「3大SNS映えスポット」を用意する。6月16日まで、フォトスポットも含めた「映え写真」で応募できるインスタグラムの写真投稿キャンペーンも実施する。会場では、富士山の溶岩をイメージした「富士山溶岩からあげ」や、桔梗信玄餅をトッピングした「桔梗信玄餅ソフト」、「カレーパン」など、食べ歩きができるテイクアウトグルメも揃える。写真は、東京藝術大学美術学部デザイン科箭内（やない）研究室の小澤さん・高永さん制作の「飛び出す絵本の世界」。小澤さんは「私は日々の一瞬や記憶、情景など心に響き残るものに興味を持ち制作活動をしている。富士芝桜まつりで、フォトスポットを通して、あたたく・美しく・楽しく・可愛く、様々な思い出を写真という記憶に残す手伝いができたら」とメッセージを込める。開催期間は4月13日～5月26日、8時～16時。入園料は、大人＝1,000円～1,300円、小人＝500円～700円（時期により変動）。前売りチケットはコチラから（写真提供＝富士急行）