GASBON METABOLISM（北杜市明野町浅尾新田）で6月7日から7月15日、美術家大岡弘晃さんの個展「きらきらしたすべて」を開催する。同展は2022年に宮崎県立美術館で行われた展示以来の大規模な個展となる。大岡さんはさまざまな場所で、その土地土地が持つ独自の空気感や時間の流れと共に滞在制作を続け、精力的に作品を発表している。作品を制作する上で大事にする独自の「場読み」は、その場所から湧き上がる「氣」のようなエネルギーを得ることで変換されるという。7月には「Somewhere in Tokyo」 協力のもと隣接するブルワリー「Mangosteen Hokuto」で、アーティストを囲っての記念パーティーも行う予定。大岡弘晃 (おおおか・ひろあき)プロフィール｜宮崎県生まれ。高校卒業後制作活動をスタート。2009年初個展。影を使ったインスタレーションを中心に活動をしていたが、影を使うことよりもモノに光を当てること、光そのものを作ることへ執着していることに気づき、それと同時に表現を絵画に変える。2015年より絵画の展示を開始する。自分が作った光（色の束）に金彩を重ねる方法で過去の苦しい自分を助けられる、メッセージを伝えられると信じ精力的に絵画を生み出している。開場時間は金曜～月曜の11時～17時。7月15日まで。