富士河口湖町は10月29日、同町根場地区にある築150年の古民家宿「root field」（富士河口湖町西湖）で、外国人住民同士の交流を促進するイベントを行った。外国人住民に日本文化を体験してもらうと同時に、地域内での交流の輪を広げる目的で開催された同イベント。15人の外国人が参加した。参加者は、「root field」で｢餅つき｣とかまどでの｢ご飯炊き体験｣を楽しみ、自らついた餅や炊きたてのおにぎり、豚汁を味わった。食事の後、茅葺屋根の伝統建築が約20棟並ぶ「西湖いやしの里根場」で｢書道｣｢おりがみ｣｢けん玉｣などの日本文化体験も実施された。参加者は建物群と景観についての説明を受けながら散策し、地域文化への理解を深めた。