山梨県韮崎市が、韮崎中央公園（韮崎市藤井町）に常設されている「EF15形電気機関車」の再塗装や改修などを目的に、4つのふるさと納税サイトを使ってクラウドファンディングプロジェクト「EF15を現役時代の姿に　～令和の時代にもう一度　国鉄ぶどう色をにらさきの地に～」を実施している。ふるさと納税サイトと目標金額は、「ふるさとプレミアム」（目標900万円）、「ふるなび」（目標300万円）、「ふるさとチョイス」（目標300万円）、「さとふる」（目標100万円）で合計1600万円。同公園には、1986年に旧国鉄より貸与された「EF15形式198号車」のほか、「トラ」や「ヨ」を含む5両連結という、全国でも珍しい状態で保存されている。車両には観覧用のステップが常設され、容易に乗ることができ、地域の子どもたちに愛され、韮崎市の人気フォトスポットのひとつになっている。返礼品は、EF15デザインのウイスキー、記念切手、コーヒー、オリジナルプレートのほか地域の特産品など多数を用意している。実施期間は11月1日から2024年1月31日。