甲府の山梨県福祉プラザ（甲府市北新1）で5月30日、都留市まちづくり交流センター（都留市中央3）で6月6日、2024年度休眠預金等活用通常枠イノベーション分野の現地説明会を開催する。主催は、甲信地域ローカルイノベーションコンソーシアム。対象は山梨県と長野県でイノベーティブな地域づくりに取り組むNPO法人や一般社団法人、社会福祉法人、非営利株式会社、任意団体など。説明会では公募要領や申請手続き、助成内容について詳細な説明を行い、参加者からの事前相談も受け付ける。同事業は公益財団法人長野県みらい基金、社会福祉法人山梨県社会福祉協議会、社会福祉法人長野県社会福祉協議会が構成するコンソーシアムが資金分配団体となり、2025年10月から2028年2月までの26カ月間、山梨県・長野県内で7団体程度（山梨県3団体、長野県4団体）を支援する。休眠預金等活用制度は、民間公益活動の担い手による社会課題解決を後押しするため、使われていない預金を原資として地域のNPOや市民団体などを支援する仕組み。これまで同様の助成事業を通じて、山梨県と長野県では子育て支援や多世代の居場所づくり、農業振興など多岐にわたる分野で地域のにぎわい創出や課題解決が進められてきた。説明会では、これらの活動をさらに推進し、持続可能な地域社会の実現を目指す。開催時間は、甲府会場=10時～12時、都留会場＝14時～16時。公募期間は6月30日17時まで。個別相談受付は6月20日まで。