「甲府市市制施行135周年記念式典」が10月17日、リッチダイヤモンド総合市民会館芸術ホール（甲府市青沼3）で開催された。

「甲府市市制施行135周年記念式典」ラーニングスピーチ

　1889（明治22）年に市制が施行から135周年を迎えることを記念して開いた式典。奥原崇副市長が開会の辞を述べ、式辞では樋口雄一市長が「多くの市民や来賓の皆さんとともに市政施行記念日を祝い、多大な尽力を賜った多くの人の表彰を行うことができうれしい。地方自治体を取り巻く環境は、 人口減少や少子高齢化など社会構造の変化、環境問題の深刻化とこれまでに経験したことのない新たな時代を迎えている。愛するふるさと甲府を責任持って次の世代に引き継ぎ、全ての市民が希望ある未来を描けるよう、全力で取り組んでいる」などと市で取り組んでいる施策などについて話した。

　表彰では、市政功労章・地方自治分野で佐藤一男さん、産業分野で饗場紀典さん、保健衛生部門で幡野仁さんが受章した。そのほか、有功章・優遇章・善行章と各分野で功績のあった218人、12企業1団体が受章した。

　表彰後は、石田小学校の児童が1人1台端末を使って、地域の文化や石田町について調べてまとめたことを発表するラーニングスピーチ、甲斐清和高校合唱部による合唱が披露された。

　イベントホールでは、「子ども応援プラットフォーム」「まちなかエリアプラットホーム」「甲府市SDGs推進パートナー」の活動を紹介するパネルも展示。参加者には、市の花である「なでしこ」の鉢植えを配布した。