新たな地域活性化イベント「甲府市100人カイギ」の1回目が2月5日、山梨県立やまなし地域づくり交流センター(甲府市丸の内2)で開催された。
100人カイギは、人と人とをつなぎ、「地域に熱い思いを持って活動する」ゲストの話を聞き、地域の魅力を再発見したり、新たな価値観を得たりすることを目的とするイベント。2016(平成28)年に東京都港区で始まり、コミュニティープラットホームとして全国へ広がった。登壇者が100人に達した時点で解散するユニークなルールを持つ。県内では、笛吹市100人カイギが2022年6月に始まり、今年1月で解散を迎えた。甲斐市でも12月に始まった。
当日は「甲府愛あふれる人」をテーマに掲げ、ゲストスピーカーに、岡島社長の雨宮潔さん、甲斐LABO代表の荻原聖斗さん、澤田屋取締役の黒沢玲那さん、プライムフレーズ社長の千野将さん、甲府市産業部産業総室ふるさと納税課長の土橋克己さんを迎えた。来場者数は54人。ゲストスピーカーのトークの後には、参加者同士の交流タイムを設けた。
発起人の河西和奈さんは「無事に1回目を開催することができ、多くの人に参加してもらえてうれしい。甲府の新たなつながりが生まれる場になるよう、これから19回、初めましての人もどんどん巻き込んで皆さんと一緒に『甲府らしい』100人カイギを作っていければ」と意気込みを見せる。
次回開催は3月5日18時30分~、山梨県立やまなし地域づくり交流センターで行う予定。参加申し込みは2月15日17時~ウェブサイトで受け付ける。