
障害のある人が農福連携によって作った農産物や加工品を販売する「やまなし農福連携マルシェ2025」が2月27日、山梨県防災新館(甲府市丸の内1)やまなしプラザ「県民ひろば」で開催される。主催は山梨県農福連携推進センター。
農福連携とは、障害のある人が農業に取り組んだり、農家と連携して農作業に取り組んだりする活動のこと。農業分野で人手不足解消や工賃(収入)の向上、さらには精神的な安定など、さまざまな効果が期待されている。
同取り組みは2018(平成30)年に始まり、昨年から年12回開催している。前回は2月12日に行われ、延べ277人がそれぞれのブースで購入した。
今回のマルシェでは14事業所が参加し、施設で作られた野菜や果物、ジャムやクッキーなどの加工品を販売する。
山梨県障害福祉課の大森哲也さんは「マルシェを通して障害のある人の社会参加につながるとともに、商品の品質の良さを多くの人に知ってもらう機会になれば。こうした取り組みが地域や企業に広がってほしい」と思いを込める。
開催時間は11時~13時。次回は3月11日に開催。