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北杜で「玉山拓郎個展」 1000平方メートルの空間に過去作品一挙展示

「NACT View 01 玉山拓郎 Museum Static Lights」展示風景、国立新美術館、東京、2022 撮影: 大町晃平
Photo courtesy: 国立新美術館“NACT View 01 Takuro Tamayama Museum Static Lights” Installation view, The National Art
Center, Tokyo, 2022 Photo: Kohei Omachi 
Photo courtesy: The National Art Center, Tokyo

「NACT View 01 玉山拓郎 Museum Static Lights」展示風景、国立新美術館、東京、2022 撮影: 大町晃平 Photo courtesy: 国立新美術館“NACT View 01 Takuro Tamayama Museum Static Lights” Installation view, The National Art Center, Tokyo, 2022 Photo: Kohei Omachi  Photo courtesy: The National Art Center, Tokyo

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 玉山拓郎さんの個展「PAST WORKS FLOORS」が2月28日から、北杜市の複合アート施設「GASBON METABOLISM(ガスボン・メタボリズム)」(北杜市明野町浅尾新田)で開催される。

GASBON METABOLISM「玉山拓郎個展」 

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 豊田市美術館(愛知県豊田市)で現在開催中の個展「玉山拓郎:FLOOR」と並行して行う同展。同館の1000平方メートルに及ぶ広大な空間を生かし、玉山さんのこれまでの作品を再構成することで、新たな作品体験を創出する大規模展となる。

 玉山さんは、同館を運営するガスアズインターフェイスが10年以上支援してきたアーティストの一人。家具や日用品、室内空間をモチーフにした作品で知られ、特定の空間に根ざしながらも異なる場所へ展開可能な作品を制作する。

 広報担当の揚妻のはらさんは「今回の展示は、過去作品が一挙に見られるだけでなく、豊田市美術館での大規模個展を通して得た新たな視点が反映されている、まさに作家にとっての挑戦の場。特に、1000平方メートルの広大な空間でどのように玉山さんの作品を展開し、観客一人一人の身体にどのように影響を与えるのかという点が注目される。これまでにない形での新たな芸術体験を、この機会に体感してもらえれば」と話す。

 3月1日には、豊田市美術館の担当学芸員、鈴木俊晴さんを招いたトークイベントも予定する。

 開館時間は11時~17時。入館無料。火曜・水曜・木曜日休館。5月5日まで。

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