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北杜にデザイナー・中野シロウさんのミュージアム サブカルの歴史たどる

デザイナー・中野シロウさんのミュージアム「nakano museum(ナカノ・ミュージアム)」の様子。(写真提供=nakano museum)

デザイナー・中野シロウさんのミュージアム「nakano museum(ナカノ・ミュージアム)」の様子。(写真提供=nakano museum)

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 チキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」を手がけたデザイナー・中野シロウさんのミュージアム「nakano museum(ナカノ・ミュージアム)」(北杜市高根町清里)が3月1日、一般向けに公開される。

デザイナー・中野シロウさんのミュージアム「nakano museum」

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 中野さんは2020年、東京から清里に移住。今年1月には甲府市から「kofuプロモーションデザインディレクター」に任命された。10代の頃から収集してきたサブカルチャー関連の品々をデザイナーの感性で自宅に展示し、業界関係者の間で評判を呼んでいた。一般公開により、地域の新たな観光スポットとしての役割も期待される。同所は「作品に泊まる」をコンセプトにした1日1組限定の宿泊施設。当初は宿泊客限定だったが、来場者や地域からの要望を受け、一般公開に踏み切ったという。

 ミュージアムでは、国内外のビンテージ玩具、雑貨、年代物のフィギュア、ピンボールマシン、レトロな家電など約3万点の展示品を並べる。これらのコレクションは、中野さんがライフワークとして長年にわたり収集したもので、サブカルチャーの歴史をたどる貴重な資料としても価値が高いとされる。

 中野さんは「世界に一つのミュージアムとして、清里の新しい魅力を発信する拠点にしたい」と抱負を語る。

 開館は土曜・日曜・祝日の10時~15時。入館料は、大人=2,000円、中高生=1,500円、小学生500円、小学生未満無料。要予約。ウェブサイトで受け付ける。

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