「こうふ発酵マルシェ2025」が3月1日、アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場と甲府市歴史公園（甲府市北口2）で開催された。主催は甲府市。

「こうふ発酵マルシェ」コンポスト　会場で出た生ごみを堆肥化

　発酵文化と地場産業をテーマに、甲府市の魅力を全国に発信する目的で2018（平成30）年から毎年開催している同イベント。7回目となる今回は発酵食品、ジュエリー、クラフト関連の出店者が集まり、多彩な商品をそろえ、ワークショップを展開した。

　昨年に続き、両会場でステージやトークショー、ラジオ公開生放送などを行った。歴史公園エリアでは、固定店舗を持たない事業者や開業5年以内の事業者を対象とした応援企画を展開。飲食、物販、ワークショップなど、さまざまな内容で20店ほどが出店し、個性豊かな商品やサービスを販売・提供した。当日は両エリア合わせて92の出店があり、発酵食品愛好家や地元住民など約2万1000人が来場し、過去最高のにぎわいを見せた。

　甲府市商工課長の角田哲さんは「ワイン発祥の地・甲府でワイン、みそやこ
　うじなど身近にある『発酵文化』とジュエリーの光り輝く『発光』を多くの人に知ってもらう機会として開催した。今回は過去最高の来場者数があり、だいぶ定着してきた。引き続きイベントを通じて発酵文化と地場産業の魅力を知ってもらえれば」と今後に向けて期待を込める。