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甲府市唯一の映画館「シアターセントラルBe館」が上映再開

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 上映を終了して休館していた映画館「シアターセントラルBe館」(甲府市中央1)が5月2日、映画の上映を再開した。

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 同館は1996(平成8)年12月、甲府市中心街のトポス甲府店(旧ダイエー甲府店)の西隣に2スクリーンの映画館として開館。4階建てのビル2階の120席を備える「シアターセントラルBe館1」と、3階の80席の「シアターセントラルBe館2」は、それぞれ35ミリ映写機とデジタル映写機を備えている。

 甲府市内では唯一の映画館として、単館上映の映画作品の上映やパプリックビューイングなどを行ってきた同館。2023年12月14日で休館した際には「当面の間休止」「再開時期は未定」とし、その後は劇場のレンタル、イベント上映時のみ営業していた。

 上映作品は、 記憶をなくした女性と出会った主人公が、彼女の過去や正体を探りながら心を通わせていくラブストーリー「知らないカノジョ」と、現代にタイムスリップしてきた侍が、現代人とともにさまざまな事件や騒動に巻き込まれつつも、友情や成長を描く冒険コメディ映画「侍タイムスリッパー」の2作品(終了日未定)。

 2000(平成12)年の時点では、甲府市内には、8スクリーンを備えるシネコン「グランパーク東宝8」のほか、シアターセントラルBe館、甲宝シネマ、武蔵野シネマ5、甲府シネマカリテ、甲府甲南劇場など7劇場19スクリーンあり「人口に対するスクリーン数の多さは全国一、二」といわれる映画の激戦区だった。

 現在、山梨県内には、イオンモール甲府昭和(昭和町飯喰)にあるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ甲府」とJR塩山駅近くの「塩山シネマ」(甲州市塩山)の2つの映画館がある。

 百貨店「岡島」跡地に2028年にオープン予定の複合施設には、複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスの出店が計画されている。

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