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防災新館で「やまなし農福マルシェ」 農福連携広く県民に紹介

5月30日に開催した「やまなし農福マルシェ」の様子。(写真提供=山梨県)

5月30日に開催した「やまなし農福マルシェ」の様子。(写真提供=山梨県)

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 山梨県防災新館1Fやまなしプラザ「県民ひろば」(甲府市丸の内1)で6月24日、「やまなし農福マルシェ」が開催される。

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 県内の障害のある人たちが農業に取り組む「農福連携」により生産された野菜や果物、加工食品などを販売する同イベント。

 農福連携は、障害のある人が農業に携わることで就労の場を得るとともに、農家にとっては繁忙期の人手不足の解消にもつながる仕組みで、精神面でも自然と触れ合うことによる安定や生きがいの醸成など、多面的な効果が期待されている。山梨県では農業と福祉の連携を強化するため、「山梨県農福連携推進センター」を開設し、関係機関や事業所と連携しながら取り組みを進めている。

 同マルシェは、こうした農福連携の成果を広く県民に紹介し、地元産品への理解を深める場として開くもの。出店する事業所は20を超え、農産物から加工食品、焼き菓子、雑貨まで多様な商品がそろう。

 「ありがとう」は干しシイタケやジャガイモ、「就労支援センターサヴァ」は燻製(くんせい)ナッツとピザ、「けやき園」はみそや漬物、シフォンケーキを出品。「ジョブスペースかけはし」はジャムやドライフルーツ、「スイートベリーKATUYAMA」はブルーベリー加工品を用意する。

 「創造工房くわの家」は焼き菓子やジェラート、「空と雲」は野菜と紙袋、「ダンケ福祉会」はドイツパン、「つどい工房」はプリンやシフォンケーキ、「にじいろ」は桃や野菜、雑貨、「ときめきスイーツクラウド」はソルベやフルーツソース、「ドリーム」はミニトマトを、それぞれ販売する。

 そのほか、「ハッピーKAI」は焼き菓子や野菜、「バル実郷」はクッキーと花苗、「POCCOワークス・ココトモファーム」はバウムクーヘン、「また明日セルフサポート」はコロッケパンやみそなどをそろえる。

 開催時間は11時~13時。入場無料。

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