
河口湖第7桟橋で6月6日から、湖上レストラン「HAMANASHIHOUSEBOAT」と天ぷら専門店「天ぷら竜」(富士吉田市)がコラボレーションしたディナークルーズ「天ぷら竜の会 ~Friday is FryDay~」が毎週金曜に開催される。
河口湖唯一の湖上レストランとして2024年10月にオープンし「HAMANASHI HOUSEBOAT」は、地元食材とアート体験を融合した食事空間を提供する。同企画は、天ぷら職人・勝俣竜彦さんが手がける「天ぷら竜」との共同開催で、富士北麓エリアの旬の野菜や川魚など、山梨県産の食材を使った天ぷらを目の前で調理し提供する。
勝俣さんは東京や福井の割烹、旅館で修業を積み、河口湖の高級旅館「うぶや」で天ぷらの腕を磨いた経歴を持つ。ライブ感ある調理とともに、山梨産ワインや日本酒も用意。河口湖の夕景と富士山を望む船上からの眺め、地元の味覚とアートを楽しむ体験ができるという。船内はトイレを備え、食物アレルギーへの対応や悪天候時の運航変更にも配慮する。
HAMANASHI HOUSEBOAT代表の中村文昭さんは「この屋形船は河口湖をはじめ富士北麓エリアの自然の恵みを大切にして、農家、料理人、ワイナリーの人々の表現の場となり、お客さまにも同じように、この土地を愛してもらえる場所になるように地域の人々と連携し河口湖滞在体験を特別なものにできれば」と話す。
開催は金曜の、18時~20時15分。定員12人。コースは天ぷらお任せ10品(1万1,000円、ドリンク別)。別途、乗船料・アート体験・サービス料1万1,000円が必要。予約は前日17時まで受け付ける。