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甲府ジュエリーアンバサダーにインフルエンサーMINAMIさん 2年連続

委嘱状を手にするMINAMIさん(左)と樋口雄一甲府市長(右)。(写真提供=W TOKYO)

委嘱状を手にするMINAMIさん(左)と樋口雄一甲府市長(右)。(写真提供=W TOKYO)

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 山梨県在住のSNS総フォロワー数が500万人を超えるインフルエンサーMINAMIさんが「甲府ジュエリーアンバサダー」として2年連続で起用される委嘱状交付式が6月23日、甲府市役所で行われた。

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 同プロジェクトは、東京ガールズコレクション実行委員会と甲府市が「宝石のまち甲府」を世界に発信するため協働で発足した「甲府ジュエリー×TGCプロジェクト」の一環。今年で4年目。東京ガールズコレクション(TGC)は、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催されている大型ファッションイベント。

 同市は、観光地として名高い御嶽昇仙峡周辺での水晶産出に始まり、江戸時代中期から水晶研磨加工の高い技術が受け継がれてきた歴史を持つ。現在も、企画・デザインから原料調達、研磨・彫刻、貴金属加工、流通までジュエリーの全工程が集積する産地として知られ、日本全国のジュエリー出荷額の約2割を占めるという。近年では、水素バーナーを使った金属加工や宝石の端材再利用によるサステナブルジュエリーにも積極的に取り組むなど、産業の多様化と環境配慮を進める。

 当日は、樋口雄一甲府市長、甲府商工会議所進藤中会頭、山梨県ジュエリー協会柳本力理事長らが登壇。樋口市長は、昨年始まったジュエリーデザインコンテスト「宝石のまち甲府ジュエリー甲子園」の全国大会実施や高校生の才能育成、ふるさと納税の拡大など、ジュエリー産業を通じた地域活性化と次世代育成への意欲を示した。進藤会頭は「ジュエリーを身に着ける高揚やファッション性を、若者の代表であるMINAMIさんに多くの方に知っていただけるよう期待する」と話した。

 MINAMIさんは、フリルが特徴の真っ白なミニ丈ワンピースに、ライスパールネックレスやK18のルビーとブルームーンストーンのピアス、ムーンストーンとパールのブレスレット、ピンクサファイアのK18リングなど、繊細な輝きを放つジュエリーを身に着けて登場。2年連続のアンバサダー就任について、「昨年に引き続きアンバサダーを務めることができて光栄。今後もステージやSNSを通して甲府ジュエリーの魅力を発信し、若い世代にジュエリーの伝統や作り方を伝えていきたい」と話した。

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