
甲府市の山梨縣護國神社(甲府市岩窪町)で9月21日、「龍華祭り」が開催されている。
日本の伝統文化の復活と継承を目的として2018年(平成30)に初めて開催され、今年で5回目の開催となる。主催は右左口町を拠点に活動する「右左口竹之会(うばぐちたけのかい)」。
今年のスローガンは「百姓一揆の儀」で、祭りは太鼓の儀(奉納演奏)と、伝統の儀で構成。
太鼓の儀には、和楽器演奏グループ「切腹ピストルズ 又の名を江戸一番隊」、武田信玄公の合戦太鼓を再現する「甲斐之国御坂天雷太鼓保存会」、西アフリカ・マリ共和国のグリオらによる「ジャマフェコ」のほか、佐渡島の太鼓集団「サドラム」、「和太鼓集団成り行き」、「右左ロ竹之会」、「カポエイラ・ビゾウロ・ジャパン」などが参加する。
伝統の儀では、甲斐駒みこしの渡御(とぎょ)のほか、「甲府消防記念会」による木遣り(きやり)、纏(まとい)、はしご乗りや、井上瑠紗さんによる書道パフォーマンスなどを披露する。
屋台にはATAGOENなどが出店。龍華祭り限定の限定御朱印や、山梨の地酒が楽しめる御神酒ブースも設けられる。
主催者は今年のスローガン「百姓一揆の儀」について、「乱れ狂った世の中に反旗を翻す。みんなでひとつになって多いなる力を生み出し、愉快で幸せな光を散りばめる。そんな祭りが龍華祭り」とコメントしている。
開催時間は10時~17時。駐車場は甲府市立北東中学校(甲府市大手2)。入場無料。