学ぶ・知る

南部で「たけのこフェスティバル」初開催 竹林管理の課題背景に体験型企画

「たけのこフェスティバル」で地元ガイドに教わりながら、たけのこ掘りを体験する参加者の様子。

「たけのこフェスティバル」で地元ガイドに教わりながら、たけのこ掘りを体験する参加者の様子。

 体験型イベント「たけのこフェスティバル」が4月12日、を山水徳間の里キャンプ場(南部町福士)と近隣の竹林で初開催された。主催は福士川清流ライン活性化実行委員会。

[広告]

 南部町で開かれた「たけのこ祭り」に合わせて開いたもので、地域特産のタケノコを自ら掘る収穫体験の機会を設けた。

 会場では、地元ガイドによるタケノコ掘り体験のほか、タケノコのあく抜き方法のレクチャー、タケノコ汁の提供を行った。収穫だけでなく、家庭で調理して味わうまでの過程を提供した。

 峡南地域で推進する観光コンセプト「HEALING in FUJI VALLEY」の実践の一環として企画した同イベント。自然や食、地域の暮らしを体験型コンテンツとして活用し、観光資源化につなげる狙いがある。

 南部町では、各家庭が竹林を所有しているケースが多い一方、高齢化や担い手不足により、タケノコが掘られず、竹林管理が行き届かない事例が増えているという。竹林は適切に管理されなければ荒廃が進み、人が立ち入れない状態になるほか、地域資源としての価値低下にもつながることから、同イベントは体験を通じて課題への関心を高める取り組みとして企画した。

 今回は6組約20人が参加。参加者の多くはタケノコ掘り未経験だったが、地元ガイドから見つけ方や掘り方の説明を受けながら作業を進めた。最終的には1人当たり2~5本ほどを収穫。収穫したタケノコは持ち帰った。参加者からは「思っていた以上に大変だったが、楽しかった」「子どもに自然体験をさせることができて良かった」などの声が聞かれた。

 同実行委員会は今後、受け入れ体制の整備や体験コンテンツの商品化を進め、南部町の特産であるタケノコを活用した観光資源としての展開を目指す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース