カフェ「michikusa cafe（ミチクサカフェ）」（甲府市丸の内1）が甲府中心商店街のオリオンイーストにオープンして、8月23日で1カ月がたった。

「michikusa cafe」内観

　宮城県出身の店主・目黒美友規さんと新潟県出身の店長・小林未歩さんは以前、都内で働いていたが、7月、甲府に移住。目黒さんが2019年に山梨県を一人旅した際、舞鶴城公園の芝生に寝転んで「東京での生活を削ぎ落として前に進んで行こう」と決意。その後、同じ職場で気の合った小林さんに甲府の魅力や移住の話、カフェ開業の話を持ちかけ説得。2人で都内のカフェに転職し、修業しながら5月には「甲府市中心街地まちなか空き物件見学会」に参加し、同所への出店を決めたという。

　オリオン共同ビル3階にある同店はカウンター席、テーブル席を合わせて15席を備える。

　メニューは、「オニオンハンバーグ」（みそ汁・ご飯付き）、「本日のランチ」（以上950円）の食事メニューのほか、「マカロン＆焼菓子」（600円）、「あんバタートースト」（580円）、「アイス2種盛り（バニラ・抹茶）」（650円）、「ベトナム珈琲（コーヒー）ゼリーアイスのせ」（680円）などのデザートメニュー、コーヒー4種（450円～）、紅茶5種（500円）、ジュース3種（400円～）などを用意する。

　目黒さんは「甲府が大好きで、店をオープンできた。山梨・甲府の皆さんや観光客に甲府の魅力を伝えられるようなガイドブックカフェを目指して運営していきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は11時30分～19時。日曜定休。