甲府舞鶴城横に8月17日、レンタルスペース「Art Space 夢」(甲府市中央2)がオープンした。
アートスペース夢は「美術の世界を志す人たち」「アートを愛する人たち」「クリエーティブな人たち」の発表空間としてのレンタルを主としたギャラリー。オーナーの丹沢良治さんは長年、舞鶴城公園隣のビル「マイヅルビル」をアートな場所にしたいと願っていたという。名前の「夢」は「人生は夢を見るのに値する。夢を実現させるのに必要なのは最初の一歩を踏み出す勇気と、いくらかのお金」というチャーリー・チャップリンの言葉から名付けた。
8月17日から、山梨県内の芸術家66人を集めた「柿(こけら)落とし展」を前期・後期の2回に分けて開催。日本画や油絵、立体作品などさまざまな芸術家の作品を展示した。
ギャラリースペース奥には、ワークショップやマルシェイベントなどに使える25坪ほどの多目的スペースも用意する。
アートの空間づくりやスペースの管理をするギャラリー「三彩洞」(甲府市貢川1)の清水さんは「レンタルスペースとして『県民文化芸術ひろば』のような空間になれば」と話す。