山梨県活性化プロジェクト「第5回 山梨県活性化フォーラム~地域経済エコシステムの実践~」が9月11日、「4U(フォー・ユー)」(甲府市丸の内2)で開催された。主催は山梨県活性化プロジェクトと任意団体「トップファン」。
同企画は、2023年に始まったイノベーションとスタートアップをテーマとした都市型フェス「イノキャンWeek 2024」(9月1日~15日)との共創企画。
山梨県が抱える課題と解決策を出し合い、企業や専門家を巻き込み、持続可能な解決を目指す長期プロジェクトとして、「地域経済エコシステム」の形成に向け開く同フォーラム。「イノベーションに関心のある学生~社会人」「山梨での創業・起業に関心がある人」「山梨県の活性化に向けて強い関心を持つ人」を対象に行い、51人が来場した。
フォーラムでは、内閣官房デジタル行財政改革会議事務局参事官の小林剛也さんとグッドウェイ(東京都中央区)の藤野宙志社長による対談「山梨県活性化プロジェクトの歩み(地域経済エコシステムの実践)」が行われた。さらに、「山梨といえば水素(脱炭素・グリーンエネルギーの中心地)」「これからのまちづくり、地域振興公社(ふるさと納税等)」をテーマにしたトークセッション、県内で活動する実践者9人によるライトニングトークの後、ネットワーキング交流会が行われた。
同プロジェクト代表の市川雄資さんは「当フォーラムは今年で5回目。今年は9人の魅力的なライトニングトーク発表があった。交流会では登壇者の方を交えながら学生や社会人が意見を交わし、今年も新たなつながりがたくさん生まれた」と振り返る。「来年も開催予定なので、活性化に興味のある人、起業家の皆さまに参加してもらえれば」とも。