富士山プロダクト(甲府市下石田2)が11月1日、「青い富士山ショートケーキ缶」を発売した。
「青い富士山ショートケーキ缶」発売 富士山モチーフの断面を特徴に
ケーキ缶は、白と青の生クリームやピスタチオクリーム、チョコレートシフォンを重ねた4層構造。富士山の冠雪を表現した白い生クリーム、植物由来のリナブルーで染めた青い生クリーム、アールグレイの紅茶風味、ピスタチオペーストで富士山の樹海、チョコレートシフォンで溶岩を再現している。
同社は「断面の美しさと季節ごとに異なる地元産フルーツソースのバリエーションが特徴」だとし、11月の販売は山梨県産の白桃を使ったソースで提供する。季節に応じてシャインマスカットやイチゴ、ブルーベリーのソースも用意する。ラベルは、見る角度によって富士山が現れるデザイン。
同品は、同社が手がける「青い富士山」シリーズの第8弾。「青い富士山カレー」がシリーズの代表商品で、「見た目と味のギャップが受けて」累計35万食以上を販売している。
同商品は、河口湖駅前の複合アンテナショップ「ふじさんプラザ」でカフェメニューとして先行提供。山梨県公式オンラインショップ「富士の国やまなし特産品モール」でも販売する。今後は冷凍食品として小売店にも展開する予定だという。
同社のアシザワ貴広さんは「山梨県の特産フルーツや食材を使った味わいが楽しめる。ご当地冷凍スイーツとして定着していけば」と期待を込める。
価格は1,350円。