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「ワインツーリズムやまなし秋」開催へ 4市を舞台に62のワイナリー参加

昨年の「ワインツーリズムやまなし」の様子。(写真提供=ワインツーリズム)

昨年の「ワインツーリズムやまなし」の様子。(写真提供=ワインツーリズム)

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 「ワインツーリズムやまなし2024・秋」が11月9日から、甲府市、甲州市、笛吹市、山梨市で開催される。主催はワインツーリズム。

「ワインツーリズムやまなし秋」 62のワイナリーが参加、フードエリアも復活

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 今年で17回目を迎える同イベントは、4市を舞台に計62のワイナリーが参加を予定。開催日は11月9日・10日、16日・17日の土曜・日曜で、それぞれのエリアごとに異なるワイナリーが参加する。

 参加者はワイナリーの当日情報やバス時刻表などから自分でイベント当日のプランを作り、参加者専用に走らせているワインツーリズム循環バスやワインツーリズムタクシーを活用して、好きなワイナリーや地域の飲食店など産地を巡り、好みのワインを探す同イベント。産地を巡り、消費を浸透させる「消費行動の創造」により地域外からの消費を取り込み、持続可能な地域課題の改善を目指すという。

 春の開催で好評だった「AIタクシー」「ワインツーリズムタクシー」を秋も導入し、無理なく、低予算で限定的ながらも、地域の二次交通の課題の改善も行う。イベントを活用した社会実験を重ね、来年度以降の観光シーズン中での運行も目指しているという。山梨のワインになじみのない若い世代向け「Under35ワインツーリズム」など新しい取り組みも行うほか、今年は開催初期の頃に設けていたフードエリアも復活する。多くのワイナリーが新酒もリリースするという。

 ワインツーリズム代表の大木貴之さんは「人口の少なさは、消費力の少なさに直結し、人口減少時代において地域の日常をどう存続させていくかが地方における大きな問題。ワインツーリズムは、ワインという地場産業を、デザインと仕組みを使ってイメージを発信しながら、地元のワインをより広く地域でも愛飲される文化にするため、地域の人々と共に産地を形成していこうという取り組み。ワインを核としながら、地域の人、サービス、モノを緩やかに連携させ、『ワインツーリズムやまなし』という産地を巡るイベントを行い、認知を高め、楽しんでもらう消費力を活用し、地場産業を地域ブランドとしていくことで、産地に人の流れと金の流れを生み出し続けている。ワインという地場産業を核とした『地域ブランド』を育み、地域を次世代につないでいければ」とコメントする。

 参加費は5,500円または7,700円で、専用バスの運賃が含まれる。

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