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甲斐のデザイン専門学校生が菓子をリブランディング 授業の一環で

専門学校「サンテクノカレッジ」学生と研究員、審査員の皆さん。

専門学校「サンテクノカレッジ」学生と研究員、審査員の皆さん。

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 専門学校「サンテクノカレッジ」(甲斐市竜王新町)で11月8日、マルチメディア科1年生徒がデザインした商品のパッケージデザインコンテストが行われた。

専門学校「サンテクノカレッジ」パッケージデザインコンテスト

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 グラフィックデザイン・視覚デザインの授業の一環で、「たなか」(甲府市若松町6)が製造する「ヨーグルトレーズンチョコレート」をリブランディングするもの。10月17日にキックオフ・ブレストを行い、商品名決定・ロゴ制作、デジタル作業・ブラッシュアップの計3回の授業を経てコンテストを迎えた。

 「ヨーグルトレーズンチョコレート」はレーズンにヨーグルト風味のチョコレートがコーティングしてあるもので、現在ワイナリーや道の駅などで販売している。

 商品名は「レザンに恋して」「SHEEPOOP(羊のふん)」の2つに絞り込み、学生はいずれかのパッケージデザインを制作。当日は25人の生徒による作品のプレゼンを行った後、審査員から講評があった。プレゼンでは、「手に取った時のメリット」「本能スイッチ」「仕込んだ場所」「バリエーション」「フォント」などについて、それぞれが説明した。

 「たなか」の嵐幸生社長は「10年前に発売したヨーグルトレーズンチョコレートが学生たちのアイデアでどのように生まれ変わるのか楽しみだった。実際に皆さんのプレゼンを聞いてチョコレートが溶けるほど熱い思いが伝わった」と振り返る。

 参加した学生は「友達と見せ合いながら、アドバイスをもらったりして制作できて楽しかった」「実際にお客さまが手に取ったときにどういうデザインだと印象に残るのか考えるのが難しかった」「かわいい商品が作れた。楽しかった」などと感想を述べた。

 選ばれたアイデアの商品は12月に販売を予定する。

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