11月14日朝、甲府地方気象台は甲府市内で初霜と初氷を観測したと発表し、山梨県内各所で今シーズン一番の冷え込みとなった。甲府の昇仙峡は、紅葉と山頂に雪をのせた富士山や甲斐駒ケ岳を楽しみに訪れる、日本人や外国人旅行客でにぎわいを見せている。
昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷で、遊歩道沿いに広がる花崗岩の断崖や奇岩・奇石などに囲まれ、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しむことができる。
一帯は多くの水晶を産出する水源信仰の地で、この地から産出した水晶を基に発達した山梨県のジュエリー産業は、現在でも高いシェアを誇っている。
今年、国の名勝に指定され100周年を迎える昇仙峡では現在、「秋の昇仙峡」をテーマにX(旧Twitter)に投稿するフォトコンテストを実施している。
昇仙峡観光協会のXアカウント(@shosenkyokk)をフォローしたうえで、ハッシュタグ「#昇仙峡フォトコン」を付けて投稿することで応募できる。
金賞は副賞7万円、銀賞が同5万円を用意するほか、昇仙峡内の数多くの奇岩に名前を付ける「○○岩名付け賞」には副賞3万円を贈る。応募は11月26日まで。