甲府STピアノ実行委員会が甲府駅北口ペデストリアンデッキにストリートピアノ「甲府STピアノ」を設置し、12月21日・22日にオープニングイベント「STart Fes」を開催した。
山梨大生が甲府駅にストリートピアノ設置 記念イベント「STart Fes」
「STart Fes」は、プロジェクト名の「ST」に込められた「まちのにぎわいのスタート」「笑顔のスタート」などの思いを象徴するイベントとして企画した。初日は12時30分にオープニングセレモニーを行い、その後19時ごろまで山梨に縁のあるゲスト演奏やピアノ体験を行なった。2日目は10時からスタートし、19時のクロージングまでピアノ演奏や交流が続いた。2日間で約150人が来場した。
同プロジェクトは、甲府市での新しいにぎわいを創出し、地域活性化につなげることを目指す取り組み。イベントのロゴは楽譜記号「タイ」(音をつなげる)がモチーフで、「音と音、人と人をつなぐ」というプロジェクトの目的を表現する。
ピアノは12月21日から1カ月間の設置は決まっており、その後の常設に向け準備を進めているという。維持管理など運営資金を集めるためのクラウドファンディングも予定している。
実行委員会代表の齋藤連さんは「ピアノを置くことで人が集まって明るい空間ができ、にぎやかになった。バイオリンとピアノ、歌とピアノなどセッションする場面も見られ、音楽を通じた出会いを提供できた。今後もこのような場づくりができたら」と思いを込める。
7時~21時は自由に演奏できる。1月19日まで。