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甲府「大神さん」で節分祭 鬼出没に泣き出す子どもも

「甲府大神宮祭」に出没した鬼の様子。

「甲府大神宮祭」に出没した鬼の様子。

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 甲府の横近習大神宮(甲府市中央2)と柳町大神宮(中央4)で2月2日、「甲府大神宮祭」が行われた。

繭の森プロジェクト「節分祭」で鬼をモチーフにした手作りの角配布

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 甲府三大祭りの一つで、甲府盆地に春の訪れを告げる行事として古くから親しまれてきた同祭。「大神(だいじん)さん」と呼ばれ、地元では節分の伝統行事として知られ風物詩となっている。当日は、神事や豆まきのほか、縁起物や郷土菓子を販売する屋台が神宮沿道と銀座通り商店街に軒を連ね、商売繁盛や家内安全を願う多くの参拝者でにぎわった。

 柳町大神宮では、みこし渡御、神事・追儺(ついな)式(ついなしき)後、18時30分から20時10分にかけて6回、豆まきが行われた。神社周辺には鬼が出没し、泣き出す子どもの姿も見られた。

 「Fluunt KOFU(フルウント)」前(中央1)では、繭の森プロジェクト(千塚3)が恒例の、鬼をモチーフにした手作りの角飾り配布、角絵付け体験、書き初めを行った。

 市内に住む子連れの女性は「角を着けて子どもがとても喜んでいた。祭りに参加することが節分の恒例行事になっている」と話していた。

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