
山梨県立図書館(甲府市北口2)交流ルーム102で5月30日から、「山梨の包装紙展リバイバル」が開催される。主催はSNSアカウント「山梨の記憶」。
同展は、山梨県内で発見・収集された包装紙を展示するもので、前回は今年1月に開催し、親族宅で見つかった古い包装紙や、実際に足を運んで集めた新しい包装紙など33点を公開し、約100人が来場した。今回のリバイバル展では、新たに発見された希少な包装紙も加わり65点を展示する。
「山梨の記憶」さんは、ネットや街を探索し、パッケージやノベルティー、チラシなど多様な資料を収集・保存してきた。展示会の開催は、実物資料を地域の人々に直接見てもらいたいという思いで始まり、来場者からは「昔通っていた本屋のブックカバーが懐かしい」などの声が聞かれた。
「山梨の記憶」さんは「前回開催した後、SNSで開催後のお礼投稿に『行きたかった』などの反響が多かったため、リバイバルの開催を決めた。今後は、包装紙とは違った資料を展示する構想があるため、今回で包装紙は一区切り。その分、盛大にやりたいという思いがあった。古い資料が多いのでその時代をなつかしく思う人、SNSを見てくださる人の親世代にも来てもらえれば」と話す。
開催時間は、5月30日=18時~20時30分、同31日=10時~20時30分、6月1日=10時~17時。入場無料。