
山梨県立中小企業人材開発センター(甲府大津市町)で9月21日、トーキョーコーヒー代表の吉田田(よしだだ)タカシさんがトークライブを行う。
トーキョーコーヒーは「登校拒否」という言葉をアナグラムにした名前の団体で、全国に約400拠点を展開する。学校に行けない子どもたちの居場所づくりだけでなく、子どもの抱える問題の改善のためには「大人のアップデートが必要不可欠」と訴え、大人同士の対話の場や、教育・社会問題全般について積極的に活動、提言を行う。山梨県では甲府市と大月市に活動拠点があり、今回奈良県から吉田田さんの招聘(しょうへい)が実現した。
当日は吉田田さんの講演のほか、子ども服の無料交換会やマルシェも行う。山梨県内のフリースクールなどの子どもたちの出店もあるほか、相談ブースも設ける。
主催のトーキョーコーヒー山梨トークライブ実行委員会の中島実美さんは「子どもがその子らしく生きるために大人は何ができるのか?毎年不登校者数が増え続けている今、学校に行っている子も、行っていない子も、全ての子どもたちがもっと楽しく遊んだり、学んだりできる社会にしていきたい。そのために、私たち大人に何ができるのか。吉田田さんの話にはたくさんのヒントがある。とても楽しく、濃くて、笑ったり、学んだり、つながったりできる時間になるので、トークライブに来てもらえれば」と話す。
開催時間は11時~16時(マルシェ=11時30分~13時30分、トークライブ=14時~16時)。参加費は、前売り=2,500円、当日=3,000円、学生1,500円、中学生以下無料。申し込みはフォームで受け付ける。