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北杜のアート複合施設が3周年記念展覧会 70点展示、ラウンドテーブルも

アート複合施設「GASBON METABOLISM」開設3周年を記念した展覧会「THREE YEARS OF WONDER」。(写真提供=GASBON METABOLISM)

アート複合施設「GASBON METABOLISM」開設3周年を記念した展覧会「THREE YEARS OF WONDER」。(写真提供=GASBON METABOLISM)

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 アート複合施設「GASBON METABOLISM」(北杜市明野町浅尾新田)で現在、開設3周年を記念した展覧会「THREE YEARS OF WONDER」が開催されている。

3周年を迎えた北杜のアート複合施設「GASBON METABOLISM」

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 2022年にガスアズインターフェイス(東京都港区)が開設した同施設。スタジオや展示・保管スペース、レジデンス機能を備え、海外のアーティストが滞在制作しながら地域とつながる拠点として運営する。自然環境を背景に、創作活動と地域社会の交流を促進する場としても活動する。

 これまで施設に滞在して制作した作家や北杜市周辺で活動する作家の作品を中心に展示する
 同展。24人の作家、70展を3つに分けて構成。Aは「GASBON METABOLISMで生まれた作品」と題し、エリック・ヘッセルボさんやカラム・スティーブンスさん、鹿野震一郎さんら、これまで滞在制作した作家の作品や同施設にまつわる作品を紹介。Bでは「初めてアートを買ってみよう、アートと生活してみよう」として、AUTO MOAIさんやミロコマチコラさんによる日常と親しみやすい作品を展示。Cでは「アートのさらなる深みへ アートがひらく次の扉」として、さわひらきさんやジョナサン・ザワダラさんの思想性や造形特徴を持つ作品を取り上げる。

 9月27日には、誰でも発言できる形式のラウンドテーブル「GASBON METABOLISM~笑あり、涙ありの3年間編~」を行う。同社の西野慎二郎社長や「万珍酒店」を経営するMANGOSTEEN HOKUTO代表の齊藤大典さんが参加する。夜には参加自由のオープン同窓会も開き、施設を訪れた人々や初めて訪れる人々が交流する機会を設ける。

 イベントについて、担当の揚妻(あげつま)のはらさんは「構想期を振り返りながら3周年をみんなで語り合おうと企画した。北杜市に興味を持つ人や魅力を感じて移住した人、移住を考えている作家に、このイベントが参加や交流のきっかけとなり、新しいつながりや呼び込みにつながれば」と期待を込める。

 開催時間は11時~17時。火曜~木曜休館。入館無料。9月29日まで。

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