山梨ゆかりの人々が集う第2回「やまなし大使の会」が11月27日、レストランパセリ(甲府市後屋町)で開催された。主催は山梨専門ユーチューバーの「シンゲンくん」。
甲府・レストランパセリで「やまなし大使の会」 交流と情報交換の場に
前回は約40人が参加した同会。今回は、山梨ゆかりの俳優やアナウンサー、アスリート、インフルエンサーなど多彩な分野で活躍するやまなし大使40人と山梨県内企業の関係者40人の約80人が一堂に会し、交流と情報交換を行う場となった。
やまなし大使は山梨県が任命するボランティアで、県の自然や特産品、文化の魅力を広く発信し地域活性化を目指す。俳優やアナウンサー、アーティスト、経済人など多様な分野で活動する人が委嘱され、テレビ出演やSNS、イベントで情報発信を行う。富士山や南アルプス、ワインや果物など県産品のPRが主な役割で、活性化に向けた提案も期待される。今年1月時点で約1100人の大使が県内外で活動し、観光振興や移住促進につなげている。
当日の司会はシンガー・ソングライターでラジオパーソナリティーの神部冬馬さんとフリーアナウンサーの浅利そのみさんが務めた。県内外で活動する大使と地元企業が
集まることで、地域の魅力発信や新たな事業展開に向けた意見交換が活発に行われた。
シンゲンくんは「山梨県はいい意味でも悪い意味でも狭く、人と人が近いが、全国で活躍する彼等が知り合いかというとそうではない。そんな彼等が同じ『山梨』という共通点の中、同じ場所に集めたらきっと良い化学反応が起きると思った。そしてそれは山梨の活性化へと自然とつながる。そんな仲間達が集まる居場所を作りたかった。今後も回を重ね規模を拡大して開催し、つながりを深化させられれば」と意気込む。当日の様子はユーチューブチャンネル「山梨に行こう!」で公開している。