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山梨県民対象に「リニアどきどき体験乗車」 参加呼びかけ

リニア改良型試験車が走行する様子(写真提供=リニア見学センター)

リニア改良型試験車が走行する様子(写真提供=リニア見学センター)

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 山梨県は12月12日、県民を対象とした超電導リニアの高速走行を体験する「リニアどきどき体験乗車」を、2024年3月26日、山梨リニア実験センター(都留市)で開催すると発表し、応募を受けつける。主催は山梨県知事政策局リニア未来創造推進グループ。

山梨県立リニア見学センター

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 1962(昭和37)年に、新幹線の次の超高速鉄道として「リニアモーター推進浮上式鉄道」の研究が始まり、約半世紀の歴史を持つリニアは、東京~大阪間1時間を目指している。工事実施計画の許可を受けた品川・名古屋間は2027年の開業を目指して工事を進めていたが、JR東海は12月14日、静岡工区でのトンネル工事の遅れを理由に「2027年」から「27年以降」に工事の完了予定時期を変更した。

 体験乗車は、リニアの実験に協力している県民へのお礼として山梨県が2014(平成26)年から行っており、今年で3回目の実施となる。

 便数は6便(10時15分、11時15分、13時15分、14時15分、15時15分、16時15分集合)。申し込みは1区画(2座席)単位で、最大2区画(4座席)まで申し込み可能。114区画(最大228座席)を募集している。料金は1区画2,200円、2区画4,400円。応募資格は同行者・同伴幼児も含め全員が山梨県民であり、申込者が16歳以上の人。申し込みは1月11日まで、往復はがきとインターネットで受け付ける。応募多数の場合は抽選により決める。抽選結果は2024年1月下旬に通知予定。

 リニア見学センター広報担当山寺さんは「リニア体験乗車へ当選した際には、リニアを見て・学んで・体験できる、山梨県立リニア見学センターにも立ち寄ってほしい」と呼びかける。

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