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甲府にコミュニティースペース「シロノイロ」 学生には無料で開放

シグナイト取締役COOで甲府市出身の渡辺敦さんと代表取締役CEO・原田智行さん

シグナイト取締役COOで甲府市出身の渡辺敦さんと代表取締役CEO・原田智行さん

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 コミュニティースペース「SHIRO-no-IRO(シロノイロ)」(甲府市丸の内1)が、2024年1月から本格営業を始める。経営はシグナイト(東京都府中市)。

学生無料の「SHIRO-no-IRO(シロノイロ)」の個室ブースとソファ席

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 ウェブシステムの開発を手がける同社は、コロナ禍でフルリモートになり社員同士のコミュニケーション不足を感じたことから、「コミュニティーの場づくり」「地方創生」を行いたいとの思いで、8月に同施設の運営を始め、不定期で週に1回程度、学生向けに試験的に開放を始めた。

 紅梅北通り沿いのビルの3階フロアをサテライトオフィスとコミュニティースペースに区画分けし、「集う・出会う・創造する」をコンセプトとするコミュニティースペースを学生・留学生に無料で開放する。

 内装は「学生が居心地いい」をテーマにデザイン。21坪ほどのスペースに、1人席・対面席・ソファ席・個室ブースの計25席を用意。18歳以上の学生は滞在時間の制限もなく自由に利用できる。Wi-Fi・コーヒーマシン・冷蔵庫・電子レンジ・コピー機も自由に使える。

 同社は、2021年4月に山梨県二拠点居住推進センター(東京都千代田区)に相談に訪れた。2023年2月にサテライトオフィスの設置について相談し、翌月には物件の内見をして、拠点を決めたという。

 原田智行社長は「サテライトオフィスを利用し、移住を検討する社員もいる。地方に拠点を持つことで学生を含めて、新しいつながりや新しい仕事、アイデアが生まれれば」と期待を込める。

 月曜~金曜の13時~19時までを学生限定で開放する予定。

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